実習(就労)で日本人でも発生することは、外国人材でも発生します。

特に技能実習生・特定技能人材は、語学力も低く、母国でも地方出身、十分な教育を受けていない人材、更に育ってきた環境も日本人とは違い、文化も違う国からの来日ですので、多文化共生することは難しく、日本人よりも様々な問題、困難に遭うことも覚悟して下さい。

このような出来事を「問題」と考えるのか、受入企業に活気を与えてくれる、海外の若者の「新しい風」と受け止めるかで、対応方法も変わってくると思います。

日本人よりも高額な投資となりますが、超高額な投資をした超優良人材の獲得ではありませんので、即戦力とはいかず、育成が必要なことを念頭に制度参入して下さい。


指示命令を理解しない、理解しても従わない

「理解しない」場合は、言葉の問題もあります。「理解しても従わない」場合は、悪質な問題です。理解しない場合は、理解するまで日本人以上に丁寧に指導を行い、従わない場合は、従...

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仕事の習得が遅い

本人の資質の問題か、意欲の問題か、教育不足の問題か。まず原因究明を行って下さい。技能実習生の場合・・・・性格面  ・生活面  ・語学面  ・仕事面このような部分...

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ミスが多い

ミスの多さは注意力不足、性格面の問題に起因します。このような資質の問題は、海外面接時にも見抜くことも可能ですし、来日後に発覚した場合は、目標時間・生産数量を定め、該当作業の習得...

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態度が悪い、休憩が長い

勤務態度の悪さも海外面接で見抜くことができます。また当初は問題なかった態度が急転してきた場合、原因究明を行う必要があります。就業規則に抵触する違反、損害を与える行為であれば解雇...

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遅刻が多い、欠勤が多い(無断、事前両方)

無断であれば就業規則に基づいた処分となります。1度目、2度目、このような状況が発生した時点から証拠を確保しておき、厳重注意を行ったことを、本人記述、署名などで指導経歴として残し...

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日本人が怒るので怖がる、日本人に聞いても無視される

どの程度、怖がられるような行為・言動を日本人が行っているレベルかにもよりますが、該当の日本人の対応を、他の日本人からも見聞きした経験がある、無視をしている状況を見掛けたことがあ...

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外国人同士で集まってしまう、すぐに外国語で話を始める

職場において外国人材同士が集まる環境に困る場合、集まる環境を提供する受入企業に問題があります。本来の理想的な形として、受け入れ人数枠×3年の外国人材の人数を抱えていても、日本人...

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ストライキを始めた

ストライキの理由次第となります。受入企業側に非がある、後ろめたい理由がある場合は、早期に社内で解決するしかないと思います。受入企業側が理不尽な理由を盾に更に大きな問題へ...

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実習指導員がきちんと指導ができない、指導をやらない

人選ミスです。外国人材受け入れ前の社内協議が行われなかった、指導員へ任命される方への監理団体からの事前説明が十分では無かったなど要因があるのかもしれませんが、5年以上の経歴を持...

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生活指導員がきちんと指導ができない、指導をやらない

人選ミスです。指導員の変更を早急に行って下さい。生活指導員は技術指導ではなく、生活の「お世話」の部分。異国から来日している外国人材に対して「感謝」「支援」をする気持ちが...

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支援責任者、支援担当者の支援が不十分もしくは何もしない

登録支援機関に業務委託をした場合、支援内容が不十分と感じた場合、即登録江支援機関の変更を行って下さい。(登録支援機関登録簿)https://www.moj.go...

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日本人が外国人をイジメていた

「日本人従業員が日本人従業員をイジメていた」場合と同じ対応となります。外国人材の場合、言葉の障壁がありますので、訴えを聞く際、謝罪を行う場合など、通訳者を介在させることが重要と...

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日本人がパワハラしていた

「日本人がパワハラを受けていた」場合の対応と同じになります。外国人材の場合、言葉の障壁がありますので、誤解も含めてパワハラ問題へと発展するのは日本人以上に多いと思います...

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日本人がセクハラをしていた

「日本人がセクハラを受けていた」場合の対応と同じになります。このような問題を外国人材から訴えられれば、社内の日本人従業員も同調すると思います。このようなことが原因で、過...

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実習生が日本人社員に言い寄って、社員が困っている

建設的な意見の提言か、自己中心的な意見か見極める必要があります。技能実習生の場合、1年目の技能実習生であれば、監理団体が1ヶ月に1度は訪問指導の機会があると思います。2...

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