企業がどのような人材を求めているのか、どのようにその人材を育てていこうとしているのか、どのような処遇を考えているのか。しっかりと話を聞いて明確に、具体的にしてください。

最初が「最低賃金でも良いですか??」 なんて話をする企業には近づかないことをお勧めします。

求める人物像

採用基準を決定する前の基本的な部分です。どのような人材を求めているのか、どのような人物像を添い呈しているのか、確実に確認してください。

採用基準はスタート時点の話です。技能実習制度は大きく変化しています。特定技能もできましたから、今後3年5年10年そして永住へと、雇用は継続する場合があるのですから、将来どのような社員になって欲しいのか。会社はどのような能力を育ててどのような業務に従事してもらいたいのか、しっかり考えてもらってください。

企業によって求める人物像は異なると思います。 採用条件を決める前にしっかりと考えてもらってください。

  • 配属予定の部署の日本人社員にもしつかりと話を聞いて求める人物像を具体化しておくと良いでしょう。
  • 採用条件に入れることの難しい事も、しっかりと話し合ってください。
    性別、身体的特徴、家族構成、宗教、性格、能力、資格、・・・・・

求人情報の明確化

人物像に合わせて、雇用条件、処遇、求人条件、採用条件を一つずつ確認して決定してください。

面接時には、応募者に企業側からの処遇をきちんと説明しなければなりません。入国後のトラブルの多くがこの部分にあります。

申請書類上必須となるのは、雇用条件書、重要事項説明書ですが、いつから、どこで、どのような作業に、誰の部下として、どこに住んで、どうやって会社に来て、、、といった事も考えながら、具体的にしてください。

歓迎する条件として

雇用機会均等法等がありますから、特別な理由がない限り、性別や身体的特徴や信条等の条件を明示しての求人は出来ません。

求人条件を考える時は「歓迎する条件」を考えておきましょう。

求人票を相手国に送る前に再度確認を行ってください。


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