電気、ガス、水道、インターネット…


住まいで暮らすためには、家賃の件のみならず、入居と同時にお風呂に入り、洗濯をし、自炊生活が始まりますので、各種ライフラインの契約や開通なども済ませておく段取りが必要です。

※これらの費用負担は実費とする契約が多いと思われますが、実際に使った分だけ、自身の給与から控除されることを、しっかりと説明して節約に励むよう指導していきましょう。また猛暑酷暑の日であったり、冬場の凍え死にそうな冷え込みなど、節約すれども空調機器は活用し、体調管理と維持に努めるようにも配慮するよう説明しましょう。

まず入居したらすぐに住民登録を行いましょう。国内移動の場合は前居住地で転出届も行っておくよう本人に伝えておきましょう。
外国人の場合は住まいが確定してから90日以内に届出を行っていない場合、在留資格取消処分になってしまう可能性があります。受入機関(企業)も不正とみなされた結果、今後の受入許可が下りない可能性がありますので注意が必要です。
必ず届出を行うように案内し、自治体へ同行するなどの支援を行いましょう。

住民登録が終了してから、銀行口座の開設を行い、それから各種の契約を行う方が良いでしょう。ライフラインの開通は入居日までに行っておきますが、口座振替等に関しては口座開設後に手続きがありますので、これも支援してあげるようにしましょう。

携帯電話については、自分たちで契約してくる場合も多々あります。問題は、退職時に契約を解除することなく帰国してしまう場合で、その後の請求が続いたり、弁護士からのお手紙が届いたりと、本人が再度の入国、就労の際、申請が通らなかったり、入国してから請求が届く場合など、本人にとって大きな不都合となりますので、退職・帰国時に注意するようにしましょう。

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