職場の日本人との交流だけではなく、「日本の文化」への理解、触れ合う機会として、地域の行事案内を行い、必要に応じて現地同行して支援する必要があります。

様々な行事の事例も紹介されておりますが、参加すべき行事の決まりはありません。紹介した中で、特定技能人材が興味を抱く行事への参加が実現できるよう支援を行うことで達成となります。

※ポイントは、「せねばならない」のではなく「してあげた方が喜ぶ=余計な誘惑に振り回されず疑念を抱かせずに話題もでき定着化にも繋がっている」といった意識で臨むと、共に楽しんで支援達成となります。

SNSや行政のアンケートなどでは、外国人の方々が「もっと日本人との交流がしたかった…」との記載を何度も見かけます。ただ、本人たちも実際にはどうしたら良いのかわからず、何かしらの機会、キッカケを求めています。逆にお祭りに参加して嬉しそうな姿の画像などもまた、今までに何度も見てきていますので、ぜひそんな機会を設けてみてください。
その機会の前後で、本当に距離が縮まったり、相手が普段どんな気持ちでいるのか、生活はどうなのかなど、互いを知る本当に貴重な良い機会ともなりますし、なによりその後の関係性は非常に良好となる場合が多いからです。
(機械的、ビジネスライクな労働力としてしかみていない先では、当然離職率は高く、定着しない話をよく聞きます)

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