訪問指導を行った場合、必ず部署内での情報共有をしてください。
社内の情報共有ができていない場合、技能実習先や技能実習生との信頼関係を損なう可能性があります。
月例訪問を行う企業数、職員の数にもよりますが、最低でも月1回、できれば週1回のミーティングを行い現場でどのようなことが起きているのか、皆で共有しましょう。

言葉による情報共有だけでなく、監理団体独自に指導内容や報告を記載した記録を必ず書面として残しておきましょう。
外国人技能実習機構は、監理団体へ一年に一度は実地検査にやってきますが、こういった部分の証拠を確認しますので。
また、実務的にも、担当職員の入れ替わり、過去の対応履歴などを容易に引き継ぐことが可能です。

※ポイント
この業界は、管轄先からとかく「訪問指導に足を運んだ証拠」を求められるケースが多くあります。
訪問時の高速道路の通過記録なども求められた先は少なくありませんので、必ず記録として保管しておきましょう。
管理簿などと共にコピーを保管しておくのも手ですね。


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