2018年に成立した特定技能制度ですが、早4年が過ぎ、特定技能外国人は130,915人(令和4年12月時点)、受入れ機関数は21,413機関(令和4年9月末時点)登録支援機関の数は7,692機関(令和4年11月時点)に達しています。

開始当初は特定技能外国人の支援にかかる支援費や職業紹介における紹介料について相場もまちまちではありましたが、現在はおおよその相場も出来つつあります。

※特定技能外国人1人当たりの支援委託料(月額)の平均金額は28,386円で、全体では30,000円以下で約90%を占め、20,000円超~25,000円以下”が全体の中でトップの26.2%、続いて“15,000円超~20,000円以下”が25.3%、“25,000円超~30,000円以下”が20.3%。
(出入国在留管理庁 “技能実習制度及び特定技能制度の現状について”より) 


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