ストライキの理由次第となります。
受入企業側に非がある、後ろめたい理由がある場合は、早期に社内で解決するしかないと思います。

受入企業側が理不尽な理由を盾に更に大きな問題へと発展すると、労働基準監督署、労働組合への救済を求める方法も外国人材は知っての行動ですので、第三者介入により、余計に厄介な問題へと発展する前に、落とし処を見つけて下さい。

外国人材側に非があるような行動の場合は、監理団体への報告、仕業の方々の御協力、技能実習機構への報告など、正当性のある毅然とした対応を行えば、就業規則に基づき対応、処分となります。

一般的な環境の受入企業では発生しませんので、ストライキまで発展する企業は日本側の非が大きいと思います。


給料の不満、指導員等日本人への不満、生活(寮等)への不満、何かしらの不満があっての行動です。

ストライキをすればするほど給料が減っていきますから、稼ぐことの優先順位が高い技能実習生が、いきなり始める技能実習生はほとんどいません。実行に至るまでに、実習実施者や監理団体には相談をしたり、サインを送っていたりしていたはずです。日常から、困っていること、悩んでいること、不便に感じていること等を小まめに聞いていきましょう。又、相談しやすい雰囲気を作っておくことも必要です。
そして、ストライキが始まってしまったら、多かれ少なかれ起こした原因を解消しなければ、ストライキが終わることはありません。
賃上げなのか寮の変更なのか指導員の変更なのか、様々ありますが、実習実施者が可能な範囲と技能実習生が呑める落し所を見つけていくしかありません。


1人だけだと欠勤になりますが、数人集まればストライキになります。1人だと説得もできますが、数人になると説得には苦労します。
会社側に問題点があれば改善しなければいけませんが、実習生達の一方的な言い分の場合は、毅然とした態度で臨むことも必要です。とはいえトラブルはどちらかが一方的に悪いことはほとんどありません。お互いに悪いところ、直すべきところを認め合うことが大切です。


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