失踪トラブル
2号に上がり、在留期間を更新して最初の給料日に失踪する事例もありました。
色々と区切りのタイミングには気を付けましょう。
(普段から声をかけ、様子を見ていれば、大抵の変化には気づきます)

遅延トラブル
1号の在留期限は技能実習1号の期間と同じく1年間ですが、2号への資格変更の許可(入管の更新)が2号開始日に間に合わなかった場合は、2号への更新までの間、技能実習(就労)はできません。
そのため1号と2号の間に空白期間、待機期間が発生しないよう、余裕をもった資格変更の申請を調整しましょう。

コロナ禍の頃の検定そのものの開催が中止になったり、コロナ明けに入国が集中して、検定受験日が後ろへズレていき、合否の通知が届く日すら遅れ、結局、申請が間に合わなくなるなど、様々な不可抗力により、待期期間が発生してしまう事態もあります。

万が一、待機期間が発生する場合には、申請許可までの日数を想定し、技能実習との間で、有給消化で対応、もしくは技能実習生が合意する生活面での補助(生活費の支給、家賃・光熱費の控除免除)を協議する必要があります。

SAVE大百科