先にも指摘しておりますが、入国後講習施設(研修センター)に委託をしても、最終的な責任・結果は監理団体の責任となりますので、内容・環境・姿勢と価格を十分検討の上、委託先の決定を行って下さい。

低価格・サービス(本来、監理団体実施事項の丸投げ)を重視した場合、多かれ少なかれ神経が磨り減るような技能実習生問題と向き合うことになります。それほど入国時に過ごす時間は重要なのです。

「研修センター」と呼ばれる施設は、技能実習制度において正式に許可・認定を受けた教育機関ではありません。日々、入国したばかりの技能実習生に対し繰り返し指導を行っておりますので、それなりの知識・経験の積み重ねがあります。

ただし業務委託先は、複数の監理団体が利用するため、過度な個別要求には対応できませんので、委託したい内容と、相手先の実施内容が大幅に異なる場合、速やかに別の講習施設を探しましょう。

まず監理団体・実習実施者の距離関係が「近い」上での技能実習制度への参入だと思いますが、入国後講習施設も近い方が何かと都合が良くなります。


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