外国人雇用の業界では、よく耳にするパターンですね。

外国人材の場合、明らかに理解していることも、言葉や文化の障壁があることを逆手に利用して、「聞いていない」「知らなかった」と言い訳をする外国人材もいます。

このような言い訳で逃げ切れないようにするため、常に重要事項に対しては母国語も併記した書面を用意して、本人に読み上げさせ、理解を同意した上で、書面に署名(サイン)を貰っておくことが必要です。

悪質な行動であっても、感情的な対応を行うことはできません。署名した正面の内容に対して違反を行った際は、厳重注意書、改善報告書、反省文など、指導を受けた証明書、改善に向けた決意表明なども作成し、違反事項を累積させることが重要です。

この違反内容、回数に対して就業規則に基づいた処分を行うことは違法ではありません。1回、2回の行為を感情的に受け止め、叱責する、強制帰国をさせるような行動に出ると、逆に日本側関係者の立場が危うくなる場合もありますので、冷静な言動・態度、慎重な対応で淡々と進めて下さい。


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