生活オリエンテーション時、特に配属日当日から絶対に忘れてはいけないのが、この2点です。

●買い物指導

●宿舎からの移動手段

宿舎(寮)もしくは賃借したアパートなどに入居したら、食料などが直ぐに必要になります。
近隣のスーパーへ買い物に連れて行きながら、ドラッグストア、ホームセンターなども案内します。
ついでに、病院、警察、病院も案内しましょう。
近隣に観光スポットがあればそこも案内し、できるだけ多くの情報を提供しましょう。

●買い物指導
日本で住み慣れた経験のある外国人の方であればまだしも、昨今ではキャッシュレスも進み、現金でのレジがないお店すらあります。多様な決済パターンもありますので、必ず実地で最初は近隣のスーパーなどへ共に買い出しに行ってみましょう。行き方、仕方、もろもろ実際に経験してみる事が一番です。

●宿舎からの移動手段
先の買い物時は車移動かもしれませんが、特に通勤手段として、自転車を利用する場合が多くあると思われます。先のスーパーへの”自転車での行き方”、住まいから就業場所までの通勤の仕方、そもそも2023年4月以降は努力義務ながらヘルメットの着用も推奨されています。警察官に止められ、注意されるケースもあります。自転車は左側通行…人混みでは危険を避けるため下りて引く…などの交通ルールやマナー指導も当然ですが、ここもまた実地で実際に自身がこれから経験していく実例にて、最初は共に自転車移動をしてみることをお勧めします。(雨天時の雨がっぱなども事前に説明し、手渡すようにしましょう)

★これらは、実際に同じ行動を共にしてみることで、暑い、寒い、重い、不便(自動車と比べて)…などの特定技能外国人の気持ちもわかります。

※グーグルマップの活用…地域案内では可能な限りの施設や店舗などを案内し、案内した箇所全てをグーグルマップの「お気に入り」「行きたい場所」などのマーキングをさせましょう。グーグルマップを使ったことの無い外国人の若者はいないと思いますが、もしもグーグルマップを知らないという外国人にはインストールや使い方を教えてあげましょう。支援担当者は、グーグルマップやSNSなど一通り使いこなすことも支援担当者としての必要なスキルだと思います。

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