基本的に就労目的の在留資格では、ホワイトカラー系の「技人国(技術・人文知識・国際業務)」、ブルーワーカー系の「特定技能」「技能実習(正確には純然たる労働者ではない)」「介護」もブルーワーカー系ではありますが、もっと高度な業務になります。

他にも、「経営・管理」、「技能」「企業内転勤」、はたまた「興行」ビザまであります。

いわゆる身分系と言われる方々は、特だっての就労制限がない場合が多いです。「永住者」「定住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者」など。

更に、加えて、「特定活動」の中にも様々あります。「報酬を伴うインターンシップ」「ワーキングホリデー」「EPA(看護・介護)」等が代表的でしょうか。

 技能実習並びに特定技能業界で様々なケースに遭遇する中で、国際結婚をして日本人の配偶者になったり子供が生まれたり、大卒資格があるからと技人国への資格変更を願い出てきた…、介護福祉士が取得できたので「介護」への資格変更を希望された等、技能実習→特定技能のみならず、外国人にとっても様々な分岐点が訪れるたびに、あなたが相談に乗るケースも生まれます。

 もしくは、そもそも論として、都度、どんな将来を歩みたいのかについても、相談に乗る際、できるできないを聞かれ、答えられないのもまた、残念というか、寂しいものです。

 受入側からすれば、どのような将来設計を提示してあげられるのか、自社でレールを敷いてあげられるのかどうかについても、把握しておくと、良い人材に対して定着化を推し進めることができる大きな要因の一つとなります。

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