日本側での技能実習は、帰国と同時に、その主な責任を終えますが、そもそも数年間頑張ってくれた彼らの今後もまた、気にかかるところです。

同時に、帰国後の進路調査も外国人技能実習機構から依頼された封書を持たせて、帰国させていますので、その確認もお願いしたいところです。

もしかすると技能実習3号や、特定技能として、再度来日したいとの希望が入るかもしれません。

送出機関へは、その後の進路管理についても、把握し、必要に応じた支援が行われているか、確認しましょう。

当然、帰国が確定した時点で、送出機関への連絡は済んでいると思われます。そして、実際に飛行機に無事に搭乗し、見送ったところまでも、こまめな報告をしておくと、送出機関側も安心します。

送出機関によっては、帰国時の送迎に出向く先も少なくありません。今では、技能実習終了後の本人の将来の選択肢(再度日本へ来るか否か)も増えていますので、無理のない範囲で、その後の連携もとれるように、体制を整えておきましょう。

SAVE大百科