要検査ですので再検査へ引率するしかありません。

外国人材の送り出し国では、日本では想像できないような不衛生な環境、食生活の違い、水の違いなどもありますし、日本の検査判断基準が高いこともあり、再検査を判断されるケースが多くなっております。

また来日後に、日本の食品が美味しく感じ、肥満となる方もいます。
外国人男性の場合は、日本人以上に喫煙・飲酒もしますので結果が悪い傾向となります。

健康診断の検査結果を敏感に気にする受入企業では、海外面接の際、生活習慣病と判断されそうな体系の人材、入国前の健康診断結果を送って頂き、入国決定の判断を行うしかありません。

最終的には再検査となっても、医師の就労に対する判断で結論を出します。

就労が不可能という判断であれば医師の判断に従い対応するしかありません。
この点は、日本人と同様の扱いとなります。


国によってはそもそもの健康基準が違います。その国では健康とみなされても日本では要精密検査の判定を受ける場合もありますので、本人が検査を希望しない場合、程度によっては、しばらくの間様子見でも良いと思います。健康診断の結果については通訳を通じてきちんと説明しておきましょう。

本人が何か症状を訴える場合、不安がる場合、精密検査の対応も考える必要はあります。 実習指導員、生活指導員の方、そして監理団体職員の方は、定期訪問時は確実に体調の変化等、確認を実施してください。


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